Trebuchet(トレビュシェット)は、中世から近世にかけて使われた攻城兵器の名前です。
攻城兵器は文字通り、敵の街や城を攻撃するための装置で、中でもトレビュシェットは大きい石や火のついた物を放り投げて、相手の壁や建物を壊すためのものです。
似たようなものに、カタパルトとかバリスタというものがありますが、トレビュシェットは特に大型で、重量のあるものをブン投げます。
サークルTrebuchetが投げるのは、クリエーター精神を注入した「メッセージ」です。
クリエーターなら誰もが持っている、自分の信念(それが必ずしも明確な形を持っているとはかぎりませんが)を投げかけたい。
マーケティング調査に基づいた作品制作ではなく、いまだから創ることができるもの、いまだから発信したいもの、そういう本当の創作のために活動したいのです。
クリエーターは、必ず過去のクリエーターからの「遺産」を受け取り、自分なりの形を「過去への返事」として「未来へ投げます」。サークルTrebuchetでは、真っ暗闇な未来へ、過去から受け取ったパスを分解して理解して、再びこねて固めて火をつけて(Light the fire)、未来へと投擲(Fire)します。
この「宛先空欄の挑戦的な手紙」を誰かがキャッチしてくれることを信じているので。