2011/01/31

名前の由来は


Trebuchet(トレビュシェット)は、
中世から近世にかけて使われた攻城兵器の名前です。
攻城兵器は文字通り、敵の街や城を攻撃するための装置で、中でもトレビュシェットは大きい石や火のついた物を放り投げて、相手の壁や建物を壊すためのものです。

似たようなものに、カタパルトとかバリスタというものがありますが、トレビュシェットは特に大型で、重量のあるものをブン投げます。

サークルTrebuchetが投げるのは、クリエーター精神を注入した「メッセージ」です。

クリエーターなら誰もが持っている、自分の信念(それが必ずしも明確な形を持っているとはかぎりませんが)を投げかけたい。

マーケティング調査に基づいた作品制作ではなく、いまだから創ることができるもの、いまだから発信したいもの、そういう本当の創作のために活動したいのです。

クリエーターは、必ず過去のクリエーターからの「遺産」を受け取り、自分なりの形を「過去への返事」として「未来へ投げます」。サークルTrebuchetでは、真っ暗闇な未来へ、過去から受け取ったパスを分解して理解して、再びこねて固めて火をつけて(Light the fire)、未来へと投擲(Fire)します。

この「宛先空欄の挑戦的な手紙」を誰かがキャッチしてくれることを信じているので。

2011/01/28

そもそもは

 
サークルTrebuchetはフォトグラファーのナカムラユタカさんと、編集者のozakikazuyukiが用意周到かつ気まぐれに始めた企画です。
 
ナカムラさんは写真が売るほどあるので、形にしない手はない。
人生は短い。ハードディスクに埋もれるよりは、本にして世の中に残したほうがいいんじゃないか、という思いがあったのはたしかです。
 
同人本というか、自費出版というか、そういうセルフ-メイドの思想をベースに、観光ガイドでも風景写真集でもないつくりかたで、企画本をつくりたいなぁ、と。
 
クリエーターが創作の本能を失ったら、飼いならされた犬という下請け業者に過ぎません。
闘争的、あるいは挑戦的であり続けることは、オモシロイものをつくりつづけることでしか維持できないと思いますので。
 
優れたプロデューサーである「電気羊」くんも参加していただき、サークルTrebuchetは、遠方投擲が可能になりました。
 
 

2011/01/27

メンバーは

 
「サークルTrebuchet(トレビュシェット)」は、写真家のナカムラユタカさん、プロデューサー兼コーディネーターの電気羊さん、それに編集者のozakikazuyukiがコアメンバーとなる創作系サークルです。

歴史ものや、文化ものをテーマに同人本をつくっていく予定です。
 

はじめます

 
「サークル Trebuchet」のブログをはじめますね。