2011/02/02

本の第1弾は

  
本の第1弾は「フランス、ロアール川の名城」です。
 
ロアール川は、アルプスに近い中央高原を水源にもち、中部フランスを流れる大きな川。
ライン川やドナウ川と比べると、ヨーロッパ史全体では少し出番は少ないですが、フランス史の中ではもっとも重要な川なんじゃないでしょうか。
 
古代はローマの時代から中世を経て近代まで、ロアール川は戦略上とても重要な川でした。歴史をひもとけば無数のエピソードが飛び出してきます。
ジャンヌダルクの活躍で有名なオルレアンも、このロアール川沿いにある都市です。
 
歴史的事件の多くは「城」が舞台となりました。
ロアール川には多くの名所旧跡がありますが、特に8つの有名な城があって、いまでは観光地になっています。

 
写真家のナカムラさんは、フランス在住だった地の利をいかして、この辺の美味や珍味を食いあさって……じゃなくてすばらしい被写体を多数撮ってきました。

 
サークルTrebuchetの第1弾では、このロアール川の城を、ナカムラさんの撮りおろし写真を中心に、ゲスト作家さんの作品と合わせてつくる予定です。