本の第1弾は
本の第1弾は「フランス、ロアール川の名城」です。 ロアール川は、アルプスに近い中央高原を水源にもち、中部フランスを流れる大きな川。ライン川やドナウ川と比べると、ヨーロッパ史全体では少し出番は少ないですが、フランス史の中ではもっとも重要な川なんじゃないでしょうか。
古代はローマの時代から中世を経て近代まで、ロアール川は戦略上とても重要な川でした。歴史をひもとけば無数のエピソードが飛び出してきます。
ジャンヌダルクの活躍で有名なオルレアンも、このロアール川沿いにある都市です。
歴史的事件の多くは「城」が舞台となりました。
ロアール川には多くの名所旧跡がありますが、特に8つの有名な城があって、いまでは観光地になっています。
写真家のナカムラさんは、フランス在住だった地の利をいかして、この辺の美味や珍味を食いあさって……じゃなくてすばらしい被写体を多数撮ってきました。
サークルTrebuchetの第1弾では、このロアール川の城を、ナカムラさんの撮りおろし写真を中心に、ゲスト作家さんの作品と合わせてつくる予定です。
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